鉄道信号製品の働き

新幹線信号設備の製品
  • インピーダンスボンド
    隣接する軌道回路どうしを接続するもので、電車を動かす数百アンペアの大電流に耐えられるように設計されています。
    2台分のインピーダンスボンドを1つにパッケージした形式のW形タイプです。
  • ATC装置
    列車の速度を制御する装置で、列車間隔・曲線・勾配などから運転士に可能運転速度を知らせ、速度を超過したときはブレーキ制御します。
  • 列車防護スイッチ
    緊急時に列車を停止させるための装置を動作させるスイッチです。
線路周辺の鉄道信号製品
  • 踏切障害物検知装置
    踏切が警報動作中に踏切内の障害物を検知した場合、停止信号を現示します。
  • 踏切しゃ断機(WL-S形)
    WLシリーズではウエイトが不要となり、設置・調整が容易です。
  • 信号用電源装置
    信号電源が停電すると列車運行に大きな影響を与えます。このため高い信頼度を有しています。
  • 電子踏切制御装置
    踏切保安設備を動作または停止させる装置です。
  • 多灯形色灯信号機(LED形)
    進行または停止信号を現示するもので、光源にはLEDを使用しています。
  • 運行管理装置
    運転指令所に、線区全体の列車の運行状態を表示し、プログラムされた列車ダイヤに基づき列車の進路制御を自動で行います。
  • 設備監視システム
    運転指令所や保守区から線路際の各設備のデータを収集します。これらのデータ蓄積により設備状態の長期的な把握ができ、予防保全が可能です。また障害発生時の迅速な復旧に寄与します。
駅周辺の鉄道信号製品
  • インピーダンスボンド
    隣接する軌道回路を接続するもので、電車の動力となる大電流に耐えられる機器です。
  • ホーム諸設備
    駅利用者に列車の行先や発車時刻を知らせる案内発車標や、鉄道員どうしの合図に使用される各種表示装置があります。
  • ATS装置
    運転士が停止信号を誤認した場合等に、自動的に列車のブレーキ制御を行います。地上装置と車上装置で構成されます。
  • ATC装置
    列車の速度を制御する装置で、列車間隔・曲線・勾配などから運転士に可能運転速度を知らせ、速度を超過したときはブレーキ制御します。
  • 連動装置
    駅構内の信号機やポイントを制御し、構成された進路を確保する装置です。リレー・ロジックで動作する継電連動装置と、コンピュータ制御の電子連動装置があります。
  • 列車検知装置(SMET)
    軌道の当該区間に列車が在線しているかどうかを検知する装置です。SMETは1台で複数の軌道回路の列車を検知することができます。
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